4月25日　晴れ

PineCreek_{［RiverMap］}

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春も麗かな週末、僕は課題の為に映画を見ていました。

こんな卯月なのに皐月晴れの日に家に閉じ篭っているんですよ。

そりゃフラストレーションも溜まるってもんじゃないですか。

友達との約束も延期になった事だし、

昨日新しいグラブも手に入れたことだし、

って事で行って来たんです、イイ雰囲気水路。

夕まづめ狙いです。

ま、イイ雰囲気って言っても車通りも船通りも激しいので

魚達はかなりスレてるんですがね。



今日も余り期待せずに向かってみました。

したらね、いつも使っている場所に人が居たんです。

パイプ椅子まで持ち出しておっちゃんが物凄く優雅に釣りしてるんです。

きっと鯉か鯰でも狙ってるんだろうな。

その場所はオカッパリはそこ位しか入れるポイントは無いんですよ。

他はもう岸ギリギリまで草木が覆い繁ってるし、

離れた所には船でしか行けないほどジャングル。

いつも使うポイントには二人程しか入る余地はないし、

幾らなんでも知らない人のすぐ近くで

ルアーをガンガン投げまくる訳には行かないじゃないですか。

しょうがないからちょっとルール違反ですがボートランチですることにしました。

船か車が来たらすぐに避けられるように身軽な格好で。

今日使ったのはＢｅｒｋｌｅｙ社のＰｏｗｅｒＢａｉｔ、

３インチグラブのパンプキンラメです。

これ、もう餌。

臭いも生々しいし動きもなかなかいいし、

僕が魚だったら食い付いちまいます。

こいつをスプリットショットで攻めてみます。



セオリー通りカバーを２，３回通しつつ扇形に範囲を広めて

１８０度攻め終わるか否かの頃に急にズシリとした感触！

来たか！！と思ったら根掛かりでした。

いやね、ボートランチの凸凹に引っ掛かったみたい。

物凄くお粗末なオチ。

それにもめげず投げ続けているとまたズンと感触。

そしてグングンという引き！

ｷﾀ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!

でもなんかおかしい。

水中に見える影がなんかおかしい。

なんだか必要以上に黒いし、形も鯛みたい。

ギルかな？ま、ギルでもいいやと思いながらブッコ抜いてみると

（どっちでもなかった）

クラッピーでした。



【クラッピー】【Ｃｒａｐｐｉｅ】
学名「Pomoxis nigromaculatus」
全長：30ｃｍ　水温：10〜30℃　水質：弱酸性〜弱アルカリ性　飼育難易度：★　繁殖難易度：★★
小型魚との混永は不可
クラッピーにはブラッククラッピーとホワイトクラッピーが存在するが、日本にはブラッククラッピーが輸入される。
原産地ではゲームフィッシュ（釣魚）として有名で、ルアーフィッシングの対象となっている。
餌は小魚、赤虫など生餌を好む。
ダイヤモンド・サンフィッシュに準ずる。



クラッピーかぁ。

喜んでいいのかなぁ。とか思ってたら

カーステレオガンガン、ウーハーズンズンの通り掛かりのあんちゃんが話しかけてきました。

「なんか釣れたのー？！」って大声で。

こんなんだからスレるんだなと納得。

「クラッピーが一匹釣れたよ。」って答えたら

「釣れないよりはマシだねー！！」っていう返事が来ました。

釣れないよりは良い程度の魚か、クラッピーは。

確かにバスよりは引き弱かったしな。

でも、初めてワームで釣ったのでちょっと嬉しかったりしてます。



その後はヌルヌルと気楽に釣っていたらいつも釣っていたポイントから大きな水音が。

バシャーンバシャーン　バシャバシャ、と。

何か大物でも釣れたかと見てみたら大きな影が蠢いてるじゃないですか。

顔を出したり潜ったり大暴れ。

沖のほうへ向かって泳ぎだして手足をバタバタさせて・・・・・・・手足？

おっちゃん、泳いでました。

いや、こんな汚い水で泳ぐなって。

それより釣りしてたんじゃないんかい？

ブハーとか言ってさも気持ち良さそうに泳いでます。

なんだよ、メートル級の鯉でも釣れたと思ってハラハラしちゃったよ。



おっさんも暫く行水したら満足したらしく岸に上がっていきました。

気を取り直して釣り始めると続々とボートが帰ってきました。

これじゃもう釣りにならないなと思って納竿することに。

この水路で魚が釣れた喜びを噛み締めつつ、

おっさんが居るポイントを通り過ぎたらまた糸たらして釣り再開してた。

あんだけ大暴れ泳ぎしたらもう暫く釣れないって。。。

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釣果：クラッピー（２４ｃｍ）